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2004.11.30

去りゆく人々。

11月も終わりだ。

さて、Jリーグでは11月末日までに来年度契約しない選手に対して告知をしなければならないことは以前にも書いたかと思う。そして今日、いろいろなところから戦力外情報が出ている。

http://homepage3.nifty.com/rasoul/

ことしはまとめスレができており、ここで情報が見やすく整理されている。

今年の冬のメルカートは海外移籍では決定済みのもので大久保嘉人がおり、小笠原満男が動いている。特に小笠原満男は最近モチベーションが下がっているように見えることもあり、良いきっかけになるかもしれない。

戦力外に関しては、京都とガンバ大阪が目玉になりそうだ。京都の黒部、手島、崔龍洙、ガンバ大阪の吉原宏太、宮本恒靖だ。そして入れ替え戦の結果如何では、柏レイソルから日本代表玉田圭司がどう動くか。こう見てみると例年より冬のメルカートは盛んかもしれない。

一方で毎年のことながら引退者が出ている。

真田雅則は現役でもかなり長老の部類。またJ初年度のヒーローが一人去っていく。また京都の中村忠も本人は現役続行を希望しているものの、厳しいかもしれない。

大分の永井秀樹。まだ老け込む年ではないはずだが、浪人のブランクは大きかったのかもしれない。でも私は、永井秀樹が浪人してでももう1年がんばりたいと、チャレンジしてくれたのが、とても嬉しい。

この年になってくると、1年1年プレーできるのがとてもうれしい。
ああ、今年もまたこうやってプレーができるね。よかったね。と、ボロボロの膝に話しかけるのが日課みたいになってる。

引退を決めた人々は、みんなどう思っているのだろう。
もう十分にやった、お疲れ、俺みたいに思っているんだろうか。

20代で戦力外の通告を受けた選手は、まだやりたい、俺はピッチにたっていたいって思えるだろうか。
自分を全否定されたような気持ちになって、サッカーを嫌いになったりしていないだろうか。

昔、モーニングという雑誌に読み切りで、プラネット・フットボールという漫画が掲載されたことがある。
サッカーを諦めきれない元高校サッカーのスターが、編集者の卵とテストを受けてあるくロードムービー的な漫画だ。

諦めたくない気持ちの終着点はどうなったか、興味があればどうにか探して読んでみて欲しい。

このサッカーというスポーツは、ロナウジーニョのような煌めくスターの陰で、その勝利の陰には必ず敗者が居る。
誰しもが敗者になりうるものだ。

でも、一回負けたとしても、まだ人生は続いていく。
納得が行くまで勝負をしてもいい。次の勝者を目指して再びチャレンジするもよい。
新しいキャリアを目指していくのも良い。

人生は続いていくからだ。
明日もまた頑張っていこう。

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2004.11.29

おめでとう、大阪

ネット上の様々な記事を見ていると、これでもか、というほど喜びに満ちあふれていますね。

Jりーぐぴーぷるの主幹、狼里さんのBlogや西中島南方さんのBlogを拝見させていただくに、その場の状況が伝わってきたようでした。

こんなドラマ、そんなに毎年あっていいのかいな、って思いますが、今年のドラマの主役は、セレッソ大阪とそのエース大久保嘉人でした。

昨日という日があるならば、今年これまでのセレッソの苦闘も、昨日という日のためのスパイスだったのかもしれません。・・・まあちょっとばかりピリッと来すぎですが 笑い

おめでとう。

実はつい先日のシンガポール戦まで、生観戦なんと45連敗中でした。J1,J2その他あわせると年間30試合以上見てますが2年ちかく生観戦で勝ちゲームを見ておらず、みんなから疫病神扱いされておりました。

そんな疫病神が日立台の柏-セレッソ大阪戦で、セレッソゴール裏にいたりしたワケです。
「これでセレッソ落ちたら、オマエの呪いだな」とみんなから言われておりましたので、残留ほっとしました。

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蹴球徒然草:第八段 心惑わせるもの

人を惑わせるもの、それは色欲をはじめとする様々な欲である。人の心などは本当に未熟なのである。

サッカー選手とて、人の子、様々な事件がこれまでにもあった。記憶に新しいのが酒気帯び運転で事故を起こしたコンサドーレ(当時)新居選手の事件がある。
まだ人格なども未成熟な若い選手が起こした事件ではあるが、世間から見てみれば有名人が起こした事件でもあり、厳罰で臨むのもやむなしである。サッカー選手というのはヒトに見られる商売であり、ストレスも甚だしい。それを斟酌してあげたいのが私の気持ちではあるが、少数派であろう。

世の中には様々な落とし穴がある。奥田民生の「息子」って曲を覚えてる方いらっしゃるだろうか

”ほうら 目の前は紺碧の青い空だ 翼などないけれど 進め そうだ あこがれや 欲望や 言いのがれや 恋人や 友達や 別れや 台風や 裏切りや 唇や できごころや ワイセツや ぼろもうけの罠や”

まさにこの曲のフレーズの通り、いろんな罠がある。できればそれにはまらないで欲しいと思う。
でもそれにはまってしまうのも、それは人間だから・・・かもしれない。

徒然草には久米の仙人が洗濯をしている女性の肌を見て神通力を失ったという挿話が紹介されている。これで思い出されるのは最近では見事復帰を果たしているがアビスパ福岡の平島選手の一件である。未成年の少女を紹介されて、その少女とワイセツ行為を行ったというものだ。

川口能活や稲本潤一、中田浩二らのソープランド通いは有名だが、それは一般人相手に関係を持つと後が煩わしいことになるからだと聞いたことがある。世の中にはパパラッチは数多くおり、ずっと注視されつづけていることになる。そうなると一般人との付き合いとなると、相手を守る、ということが必要となり、関係を維持するのには相当なパワーが必要になるのだという。かといって年頃の男性であり、女性との関係を求める気持ちは多分にあるはずだ。プロ野球の選手もそういう理由で普通の付き合いをせず、風俗通いをする選手が多いと聞く。私自身は風俗には縁はないし、これからも利用しないと思うが、そういう理由で利用する人がいるというのは可能性としてわかる。

平島選手は福岡という地方都市の選手である。地方都市では地元のプロスポーツ選手というのは東京で想像するよりずっと注目されるものである。グランパスの選手にタニマチがおり、甘えができているという噂が流れたとき、思わず納得してしまったのも中日の時に似た話が出回ってたからだ。注目されているということは、いいことでもあるが、悪いものも引き寄せる。平島選手も、そんな注目のなかで普通の付き合いの彼女を持つのはきつかったのかもしれない。女衒に紹介された少女と行為に及んだのは、プロ相手に欲望の処理をしたつもりだったのかもしれない。(女衒の誘いに乗るのと、ソープランドに通うことの違いがわかっていなかったのは平島選手に非があるかと思うが)

こういうところを見分ける「器用さ」がエリートコースを歩いてきた川口能活や稲本潤一らと平島選手の違いではないかと思う。

平島選手もU20代表(当時)でありアビスパのレギュラーであった、また、新居選手や中尾選手もコンサドーレの中心選手であった。未来ある若い選手が、これ以上罠にはまらないでいてほしいと思う。

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2004.11.28

試合リアルタイム追跡:柏&セレッソ大阪

前半5分 新潟 [警告]松尾 直人
前半8分 柏 [得点]明神 智和
前半17分 大分 [警告]サンドロ
前半22分 大分 [得点]サンドロ
前半31分 セレッソ大阪 [警告]酒本 憲幸
前半35分 セレッソ大阪 [得点]大久保 嘉人 大久保意地の一発
前半37分 大分 [警告]有村 光史
前半41分 柏 [警告] 増田 忠俊
前半43分 大分 [警告]瀬戸 春樹

前半終了。この時点で柏1-1大分 セレッソ1-0新潟でセレッソ優位
ハーフタイム 大分 [交代]高松 大樹 ← 瀬戸 春樹

後半5分 新潟 [得点]エジミウソン
後半7分 柏 [警告]明神 智和
後半11分 新潟 [警告]鈴木 健太郎
後半16分 セレッソ大阪 [警告]下村 東美
後半19分 柏 [交代]増田 忠俊 → 谷澤 達也
後半23分 セレッソ大阪 [交代]布部 陽功 → 苔口 卓也
後半27分 新潟 [交代]本間 勲 ← 桑原 裕義
後半27分 柏 [得点]宇野沢 祐次 歓喜の柏サポーター
後半28分 大分 [交代]西山 哲平 ← 松橋 章太
後半30分 大分 [得点]マグノ アウベス 無情のマグノ・アウベスゴール
後半34分 セレッソ大阪 [交代]森島 寛晃 → 徳重 隆明
後半34分 大分 [警告]梅田 高志
後半39分 新潟 鈴木 健太郎 [警告]
後半39分 新潟 鈴木 健太郎 [退場] 痛恨のハンドで鈴木退場
後半41分 セレッソ大阪 [PK] 大久保 嘉人 PKを大久保が落ち着いて決めて勝ち越し
後半43分 柏 [交代]薩川 了洋 → 山下 芳輝
後半44分 柏 [警告]近藤 直也

そして試合終了

セレッソサポーターは歓喜の輪に包まれた。
謎なのはあれだけ効いていたパラシオスを先発から外した早野監督の采配だった。

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降格争いプレビュー:J'sゴールによる先発

先発が出そろった。
注目のポイントは柏がパラシオスを外してきたことと、新潟が3トップで攻めに来ていること。

大分-柏戦 13時ビッグアイ

大分

GK16 高嵜理貴
DF25 山崎哲也
DF3 サンドロ
DF5 パトリック
DF23 有村光史
MF15 梅田高志
MF8 小森田友明
MF14 瀬戸春樹
MF9 吉田孝行
FW10 マグノアウベス
FW20 松橋章太

GK1 岡中勇人
DF2 三木隆司
MF17 根本裕一
FW7 西山哲平
FW13 高松大樹


柏 15位 勝ち点24 得失点差-20 総得点 27

GK1 南雄太
DF38 波戸康広
DF3 薩川了洋
DF5 中澤聡太
DF26 近藤直也
MF23 大谷秀和
MF7 明神智和
MF12 増田忠俊
MF14 大野敏隆
FW19 宇野沢祐次
FW28 玉田圭司

GK34 ノグチピントエリキソン
DF2 パラシオス
DF13 小林祐三
MF15 谷澤達也
FW9 山下芳輝

パラしオスを外してきたのが謎です


新潟-セレッソ大阪 13時ビッグスワン

新潟

GK21 野澤洋輔
DF33 松尾直人
DF2 丸山良明
DF17 安英学
MF20 桑原裕義
MF8 山口素弘
MF16 寺川能人
MF4 鈴木健太郎
FW10 エジミウソン
FW11 上野優作
FW18 鈴木慎吾

GK1 木寺浩一
DF29 喜多靖
MF15 本間勲
MF32 平間智和
FW34 オゼアス

セレッソ大阪 16位 勝ち点23 得失点差-23 総得点 40

GK21 伊藤友彦
DF3 柳本啓成
DF19 上村健一
DF23 下村東美
MF4 布部陽功
MF7 久藤清一
MF17 酒本憲幸
MF9 古橋達弥
MF8 森島寛晃
FW10 大久保嘉人
FW20 西澤明訓


GK32 徳重健太
DF16 齋藤竜
MF13 佐藤悠介
MF27 苔口卓也
FW11 徳重隆明


順位決定条件

1 勝ち点
2 1が同じ場合は得失点差
3 1,2が同じ場合は総得点差

セレッソ勝ちの場合
柏勝利 セレッソが入れ替え戦行き(セレッソ勝ち点26,柏27)
柏引き分け 柏が入れ替え戦行き(セレッソ勝ち点26,柏25)
柏敗戦 柏が入れ替え戦行き(セレッソ勝ち点26,柏24)

セレッソ引き分けの場合
柏勝利 セレッソが入れ替え戦行き(セレッソ勝ち点24,柏27)
柏引き分け セレッソが入れ替え戦行き(セレッソ勝ち点24,柏25)
柏敗戦 得失点差勝負(セレッソ勝ち点24,柏24)
※柏敗戦の場合、柏が3点差以上で負けると柏が入れ替え戦行き
2点差以内ならセレッソが入れ替え戦行き

セレッソ敗戦の場合
無条件でセレッソが入れ替え戦行き

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2004.11.27

福岡入れ替え戦挑戦権取得

山形 1 - 3 福岡

難しいアウェーの戦いにも関わらず、福岡が完勝。
スタジアムは涙に包まれた。

大分のように、何度目かのチャンスで昇格できることもある。がんばれ山形!

追記:
山形の大島選手には今回の残留でオファーが殺到しそうな気がする。

生年月日 1980年3月7日生まれ 24歳
身長/体重 184cm/75kg

大型でポストプレーもできるフォワード。
前橋育英高校卒業。
http://www.montedio.or.jp/staff/p0409.htm

1998 横浜フリューゲルス 高卒ルーキーで開幕スタメン。
1999 横浜フリューゲルス消滅に伴い京都パープルサンガへ移籍
2001 モンテディオ山形へ移籍

98年から2003年 27ゴール
2004年はエースとして君臨。 22ゴール2アシスト

代表歴
U-18日本代表(1997)
U-19日本代表候補(1998)
U-21日本代表候補(1998)
U-20日本代表候補(1999)

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蹴球徒然草:第七段 生きるとも四十まで

あだし野の墓地から露が消えることなく、また鳥部山の荼毘(だび)する煙もいつまでもそこにとどまるというのならば、それは趣に欠けるというものであろう。形をとどめることがないからこそ、この世は映えるのである。

サッカーにおいてもそれは同じである。常勝を誇ったかつてのミランも、マンチェスターユナイテッドも、日本で言えばヴェルディも。
思えばヴェンゲルのいた時代の名古屋は、これまで見たことがないほど美しかった。ずっと見ていたいとさえ思った。
しかし、すべてのものは流転する。決して永遠ではない。それでも変化するから楽しいのだと思う。

命あるものを見てみよう。人間ほどに生き長らえるものもない。蜻蛉(かげろう)が宵を迎えることはなく、夏の蝉は春秋を知らない。物思いにふけりながら一年を過ごすのであったなら、この上なくゆったりとした気持ちにもなれるだろう。いつまでも死を厭うのであれば、千年を過ごすとしても一夜の夢のような心地でしかない。

新人の話題を取り上げたが、来るものがいれば、去る者がいる。
現在現役最年長は三浦知良であり、それを中山雅史、真田雅則が追う。そして真田雅則は今年引退をする。
35を超えて現役の選手は数少ない。

老醜を晒す、という言葉があるが、スポーツ選手の類は晩節を汚すことなく晩年を迎えることは難しい。
アスリートとしての要求レベルが近年高くなってきているのは間違いない。肉体的なピークを越えた選手に対して無情の仕打ちが多い。
日本のような給与体系をとっていると、年齢を経るごとに給与は上がっていく。なのにある時点からアスリートとしての能力は落ちてくる。
その給与と能力のバランスが壊れたとき、悲劇は起きる。
去年の中西永輔への解雇通告は衝撃的ですらあった。

もう1ついうなれば、周りから、あるいは自分自身で、ここまでできるというイメージとずれていくことが恐ろしい。
あと半歩が出ていたはずなのに、あと5cmが出ていたはずなのに。そのイメージの狂いが見る側にとっても、そして何よりも自分にとってキツイものだ。

いつまでもそこにいられるはずもない現役生活に醜いその姿をさらし続けることは苦しみ続けることと一緒になる。現役生活が長ければ長いほど恥もまた多くなる。1つの考えとしては(徒然草の作者である吉田兼好は)長くとも四十に足らない程で身を引くことは、見苦しくなくてよいと考えられる。時機を逸すれば、例えば政治的なものや芸能的なものに耽溺し、ただひたすらにサッカー界に執着する心ばかりが深まり、何が大切なのか、自分が何をしたかったのかも分からないようになってゆくのではないか。

しかし、もう1つの考え方がある。確かに見目も厳しくなる。自分もつらくなる。その自覚が出来てきたあとは、洗面器に水を張って顔をつけているようなものである。時間が経てば経つほど苦しさは増す。だが、恥をさらすことを良しとせず、自らに厳しく限界まで頑張っていけるのであれば、それは決して恥ではないと思う。恥をさらさずにいられるようにすれば良いのだ。ただ、それも洗面器の例を取るのであれば、息が続く限り。

今の三浦知良の姿を見ていると、37という年齢に似つかわしくない力を感じる。
三浦知良。来年は38歳。恐らく現役を続けていくことになるだろう。

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2004.11.26

ら の季節。

そろそろ ら の季節である。

      ?

と思われる方もおおいであろう。

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2004.11.25

ちなみにグランパスの状況

IN  MF本田、FW鴨川
   (予想:名古屋ユースよりFW津田、MF高橋良、前育よりDF青山)
    レンタル復帰 FW片桐、MF滝澤

OUT (予想: FW 氏原 △原 
         MF ★岩本 北村 鄭容臺 △藤本
         DF 深津 
         GK △本田

オファー予想: 宮本(ガンバ大阪)
          玉田(柏)

何れかが獲得できると放出が増える可能性あり
    宮本 → 海本慶治
    玉田 → 岡山

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蹴球徒然草:第六段 子孫に美田を残すべき

クラブというものを考えた場合、1年1年の成績も大事だが、継続性というものも大事である。

1年いい成績をとったとしても、その翌年降格してしまえば、それまでの強化が無駄になってしまうことが多い。
降格や、それに類する成績を取ることにより、スポンサーの撤退や予算の縮小を産み、結果的に目指すところが果たせなくなることが多い。

幸いにして我がグランパスは降格するまでの争いはしたことがない。
遅まきながら、ユースもプリンスリーグである程度の成果が残せるようになってきた。
(優勝が争えるくらいになると一番よいのだが)

強化というのは、1年では成果は出ない。長い期間の積み重ねがあってはじめて意味のあるものだ。
例えば浦和にしても、横浜Fマリノスにしても、ガンバ大阪にしても、市原にしても長い期間の強化が実ってきている気がする。

強化にはいくつかの方法があるかと思う。
1つはガンバや市原、広島、磐田のようにユースを充実させていく強化方法。
ユース組織のために優秀な人材をスカウティングし、優秀なコーチのもとで育て、トップチームの戦い方にあわせて教育をする。
囲い込み効果もあり、今年の磐田、広島のような大量昇格や、毎年優秀な人材を供給するガンバ大阪などは考えてみると
すごいことだと思われる。

前者と対照的な手法は、スカウティングを強化し、良い新人を捜し出すという方法。
この点に関しては鹿島、柏、FC東京、そして今年に限っては清水が素晴らしい成果を挙げている。

また違う方法は、適切な選手の獲得である。
補強は、補強でなくてはならず、数を揃えれば良いというものではない。その悪い典型が名古屋だったりするわけだが・・・
これの典型が横浜Fマリノス、浦和だろう。ポイントをついた選手獲得がされている。

また違った面の補強はインフラの整備である。
いくらいい選手でも、適切な環境で練習ができなければ、大原で身体を悪くした小野や、怪我が多い横浜Fマリノスのようなことになりかねない。
この点では鹿島や名古屋、意外なことに鳥栖などが良い施設を持っている。
施設のインフラを整備することは、決め手になることは少ないが、後の育成などには影響があるかと思われる。

そして良い指導者を確保すること。
指導者の善し悪しで、選手は残念ながら変わっていくことが多い。古賀正紘がベンゲルを慕って入団したのは有名な話だ。

この5つのポイントをバランスよく強化していけば、自然とビッグクラブへの道が開けていくのではないかと思う。

しかし、最初に戻るが、これらを継続していくこと。
そして、それを継続して「きた」こと、
これが最も大事なことなのではないかと思う。

マリノスなどの古参クラブにあるそういう点、「歴史」というのが大事かと思う。

子孫には美田を残すべきなのである。

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2004.11.24

蹴球徒然草:第五段 悲しみの淵にしのぶ月

リーグ戦も終盤となった。今年も崖っぷちランキングの季節である。
今年はJ1エクスパンションの影響で、少し甘く、1チームだけが参入決定戦行きとなっている。

現在、柏が勝ち点24 得失点差-20、セレッソ大阪が勝ち点23 得失点差-23という状態であり、予断は許さない。
セレッソの残留条件は
1)セレッソが勝ち、柏が3点差以上で負ける
2)セレッソが勝ち、柏が負ける
いずれにせよ、セレッソは勝たなければ可能性はゼロである。

かなり不利な条件だ。セレッソの健闘は祈るが可能性は柏のほうが高いというのが妥当な見方だろう。

J2に降格とかになると出てくるのが、J1でやりたいからチームを出たい、という選手である。
去年の黒部(結局残留)、松井(残留→ルマン移籍)、角田誠(名古屋移籍)らがそれにあたる。

これ自体は一つの判断ではあるが、多くの選手は、例えば小野伸二らも、残留を選ぶ。
絶望して落ち込むだけでは問題外であるが、むしろ藤原道長の眷属であった中納言顕基(あきもと)が書いた「罪なくして配所の月を見る(犯した罪も無いというのに、ここ流刑地にある月を見ている)」という詩のごとく、J2でのプレーを従容と受け付けるのもまたプロフェッショナルの一つのあり方であろうと思う。

今年、昇格に失敗した京都ではまた黒部が、そして降格するであろうチームからもまた移籍希望者が出るやもしれぬ。
その選手たちは、J1という場に拘るか、それともチームを選ぶだろうか。

参考:
http://osaka.nikkansports.com/osc/p-ot-tp3-041124-0001.html

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2004.11.23

蹴球徒然草:第四段 奥ゆかしさとは

世間の注目は既にチャンピオンシップに移っており、チケットが第一戦で完売するなど、盛り上がりを見せている。

見所は上野、遠藤、ドゥトラが帰り、奥率いる横浜の中盤とエメルソン、田中達也、永井雄一郎の3トップのマッチアップだ。
中盤、及びDFラインは明らかに横浜に軍配が上がると思われるが、FWは素人目にも安、久保の離脱している横浜の分が悪い。

FWで今季柱となっている坂田大輔はともかく、相方候補が安永聡太郎や山崎雅人となるとちょっとどうだろうか。
柳想鐵という話もあったが、11/22の練習中に太股を痛めたようだ。大穴で松田直樹のFW起用というのもあるかとは思う。
(那須大亮を最終ラインにいれられれば、1枚余らせることは可能)

と、ただでさえ名古屋グランパス色の薄いこのブログで横浜、浦和バナシをしてもしょうがないので、本題に戻る。

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2004.11.22

Jりーぐぴーぷるに参加申し込み。

あんまりグランパス色ないじゃないか、というツッコミが来そうだが。
Jりーぐぴーぷるに参加申し込みしてみた。

せっかく色々書いてみているので読んでもらえた方が嬉しいというのが本音。
皆様これからもよろしくお願いします。

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サッカー一般:数霊術

先日のシンガポール戦でひさびさに4-4-2のフォーメーションが復活していた。
なんでジーコは4-4-2に拘るのだろうか。

これは理由がハッキリしている。カレは攻撃的なシステムを欲している。
世間の風潮からして、4-4-2と3-5-2のシステムを比較した場合、4-4-2の方がより攻撃的なシステムと言われている。

ブルーノ・メツは、Troussierの3-5-2を評して、2ST1SW、2DH、2WBの7人で守り、3人で攻めるシステムという。
自分のクラブでは、基本的に4-4-2のシステムを採用するという。カレは攻撃をベースに考えているという。

基本的には、ブルーノ・メツとジーコは同じことを志向していると言える。

ブルーノ・メツ(ナンバーのインタビューより) 「とはいえ本当に大事なのは、システムそのものよりも選手の動き方だ。 最高のシステムは試合に勝つシステムという言い方もできるから、システムそれ自体に本来優劣はない。 ポイントは選手の動きで、4人のゾーンディフェンスの場合、3人が常に後ろに残り、サイドのうち一人が攻撃に参加する。オートマティックに守ることで、セネガルはプレーの幅を広げた。」

あれっと思わないだろうか。結局後ろの枚数は3枚だといってるのだ。
これは攻撃参加の枚数を考えると、DFに4枚も専任させておくわけにはいかないということだろう。
ジーコは伯剌西爾出身者なので、当然、同じようにサイドバックの上がりはかなり意識していると思われる。
実際のアジアカップなどでも、4バックに変更しながら、三都主アレサンドロのあがりっぱなしによるほとんど
3バック状態が継続してるケースが散見されていた。

結局、フォーメーションがどうとか、っていう問題より、どのゾーンにどんなプレーヤが主に存在するか、どんな動きをするのか、ということだろう。

このメツのインタビューの「本当に大事なのは、システムそのものよりも選手の動き方だ」という部分は、読み手にかなりスルーされていたような気がする。

ジーコは本能的に、なにが大事なのかはわかってはいるように思える。
(あたりまえだけどね。このあたりはサッカーマガジン1000号記念のインタビューを見ていてもわかる。)

それなのに、フォーメーションを4-4-2にこだわってしまうのは・・・古き良き伯剌西爾代表の幻影に拘っているのか、それとも数字の魔力に囚われてしまっているのだろうか。

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2004.11.21

蹴球徒然草:第三段 セクシーなフットボール

どんなに得点を重ねたり、堅実なプレーを披露していても、魅力のないプレーヤーってのはどこか物足りなく、「立派な杯だ」と思って見たら底が抜けていた、といった類のガッカリ感を漂わせるものである。

これは例えば、どんなにあらゆる事に通じていても、女性に訴えかける魅力の無い男や、女性に興味を持たない男というのはもてない、ってのと同じことなんだろうって思う。

本家徒然草では、「露に濡れそぼりながらふらふらと歩き回り、親の言葉や世間の評判ばかりをあれこれと気にする男」は味気ないものだ、と言う。世間体とかそういうものを気にするより、非難を畏れるより、熱いハートを。

例えば、私の応援するグランパスは、スマートな雰囲気のするチームだった。初代の看板は、ミスタークリーン・ゲイリー・リネカー。しかし、弱かった・・・。

それを変えたのが次の看板となったピクシーことストイコビッチの登場だった。彼のプレーは魅せる。しかし、荒かったり、ムキになったプレーなんかも少なくない。けど、それを指して批判を繰り返すものは(少なくともグランパスサポーターには)いない。

しかし、ストイコビッチ去りし後、グランパスはまたいいこちゃん軍団に戻ったように見えた。その象徴はキャプテン古賀正紘。彼のプレーに熱さを感じなかった。中谷勇介。彼のプレーにはおどおどとしたものを感じた。みんな才能はないわけではないのに・・・

しかし、2004年11月20日の浦和戦。この試合だけは違った。みんな熱かった。絶対に勝つ、という気迫が感じられた。少々空回りしすぎたり、やりすぎの感もあったが、でも胸を打たれたサポーターは少なくないはずだ。

私たちはサポーターに媚びる選手や、観客、監督に媚びる選手はいらない。安いオトコと思われないような、熱いオトコを感じさせるようなセクシーな選手を応援したいと思う。

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2004.11.20

サッカー一般:最終予選ドロー

既にワールドカップ最終予選に関して、日本と韓国は別組になることが決まっており、また北朝鮮は韓国と同組にならないことが有力視されているため、最終予選は日本と北朝鮮が同組の可能性が高い。

政治的な判断だとは思うが日本にとっても北朝鮮は決して問題ない相手ではないのだが・・・

ここでイランの新聞の記事がサポティスタの掲示板に掲載されていた。

AFCは第2シードから第4シードまでに中東四カ国が集まっていることから、サウジ、バーレーン、クウエートを同組とし、イランを別グループとするという意向を持っているという。

この記事を信用するとすると、日本、イラン、ウズベキスタン、北朝鮮という組み合わせが濃厚だが・・・

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追記:
11/22 スポニチにこのような記事が出ています。

来年2月から始まるサッカーの2006年W杯アジア最終予選に出場する8カ国のシード順が決まり、日本は韓国とともに第1シードとなり、別の組に入ることになった。22日、アジア連盟(AFC)から日本協会に文書での連絡があった。

 シード順は2002年W杯の本大会と予選の成績を基にしたランキングにより作成された。これにより第2シードはサウジアラビアとイラン、第3シードはバーレーンとウズベキスタン、第4シードはクウェートと北朝鮮になった。各シードから1カ国ずつが日本と同組に振り分けられる。

 組み合わせ抽選は12月9日にクアラルンプールで行われる。

上の記事の信憑性が高まっているように思えます。

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2004.11.19

蹴球徒然草:第二段 サッカー界の頂点に立つ者

贅沢は敵、という言葉がある。欲しがりません、勝つまではという戦時標語もあった。こういう言葉が取り上げられたのは戦時中が中心ではあったが、平安の昔から、似たようなムーブメントはあった。九条(藤原師輔)は「衣服や冠から、馬や車に至るまであるがままの形で使いなさい。美麗を求めてはいけない」という言葉を残している。また順徳帝が宮中の政(まつりごと)に関して記した中にも「帝のお召し物は、質素なものをもってよしとする」とある。

贅沢が悪いとは言わない。それを求める心は確かに力になる。しかし贅沢はヒトを弱くするのかもしれない。

マズローの五段階欲求説というのがある。この理論は、単純に言えば、まずは人間は空腹を満たす(生きていく)ことができなければそれ以上のことは考えられない。まずは空腹が満たされれば次にはじめて保身、安全を考えることができる。安全が確保されれば次にはじめて他人との友好や愛情関係を求めることができるようになる。愛情が満たされればはじめて自尊心と他人からの評価を、それらが満たされれば究極的な自己実現を求めるというものである。

すなわち低次の欲求の充足がなければ、より高次の欲求が生ずることはないという理論を展開したのだが、ここには一つ、見落とされていることがある。

例えば、昨日の代表戦である。彼らセレソンというのはマズローの欲求レベルで言えば、自己実現を求めるレベルまできているはずである。しかし、昨日の彼らは、自己実現しようというそんな風には見えなかった。

今の地位に満足してしまっては、先はない。何かいいわけを見つけてしまっては、先はない。それは、逃げになるのではないかと思う。

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2004.11.18

蹴球徒然草:第一段 はじめます。

この世に生まれたならば、誰だってこうなりたいという夢を持つことだろう。

銀河に羽ばたくレアルの選手のようなヒトたちはいくらんなんでも畏れ多いので別としても、本編の徒然草に「竹の園生の、末葉まで人間の種ならぬぞ、やんごとなき」と書かれているように、海外で活躍する日本人選手たちは全く別の人種に思えることもある。例えば今矢尽き刃折れて日本で苦闘を続けているような三浦カズなども、なにか尊いものを感じてしまう。それに比べるとちょっと活躍したくらいで天狗になっているような選手は見ていて恥ずかしいと感じる。(かといって卑下するだけというのも好きではない。)

サッカーに関わる仕事をしていたい。過去に何度もチャンスはあったが、うまくいかせることはできなかった。でも良かったと思う。そのときに得たチャンスを何も考えずにゲットしていただけでは、僕の感じる恥ずかしい選手より、もっと恥ずかしい存在になっていたことだろう。様々な選手やスタッフらと一緒に仕事をすることができたのは今ではいい経験だったと感じる。

奇行で知られる増賀上人が言うように、「名聞ぐるしく、佛の御教(みをしへ)に違ふらむ」(こういった人間は世間の評価ばかり気にして、仏の訓えに背いている)ように思われる。世間で名の知れることや地位や名誉にばかりにとらわれてると、正しいことが見えない、もしくは見えていても言えないのかもしれない。それを考えると、このインターネットの匿名の世界から自分の言葉を紡ぎ続けることこそが、実は望ましい姿なのかもしれない。

仕事も忙しい。でもそんななかでも、まったく時間がないわけではない。少しずつでもここに"よしなしごと"を書きつづっていこう。

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