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2005.04.17

川崎フロンターレ-名古屋グランパスエイト

春うらら、とはこのような天気のことか、と思わせるような日。

今日はフットサル帰りで、3時間の球蹴りのあとだけに仲間はみんな帰っている。そのため、単独行動。

グランパスは古賀の出場停止に伴い、布陣を3-5-2にかえてくる。
GK楢崎、DFは左から増川、秋田、角田、SMFは左が中谷、右が山口慶、DHはクライトンと安、トップ下に本田、2トップに中村とマルケスを並べる。

川崎は相変わらず大きめのDFを並べて前の外国籍選手と中村憲剛のがんばりでなんとかしようという布陣。ジュニーニョがいないことがどうでるか、が興味の対象だった。川崎は、マルクスをトップにあげるという選択肢もあったが、ここではC契約の新鋭フォワード、フッキをいれることを選択した。

試合は序盤、グランパスがポゼッションする。だいたい、前半でも55%くらいの支配率はあったかと思う。しかし、中盤のいいところで川崎にカットされ、ショートカウンターで危ないシーンを作る。が、ラッキーなことに思ったほどフッキの決定力もなく、また我那覇らに対してもよく、DFが効いていた。

前節「目の前の敵を倒すだけ」と、競技の種類を間違えたようなコメントを出していた秋田も老練なカバーリングで要所を押さえていたし、実際、わざとアタリにきたアウグストを跳ね返して有言実行ぶりを見せつけていた。が、特筆すべきなのは増川だろう。前節のFC東京戦で今野の突破を止めきれずにPKを献上したところを観て、まだ怖い部分もあるな、と思っていたが今日は安定していたし、何よりも巨体に似合わぬ俊足が何度もピンチをしのいだ。楢崎は今日はまったく危なげなく、好調を持続しているのがわかる。アンヨンハッはほとんどシングルボランチの状態のなかで、素晴らしいカバーと、前線へのDF陣は総体的によく集中しており、FC東京戦と同じくよく守っていた。

が、ほめられるのはここまでで、中谷は、自分がみた中谷の試合でもダントツで悪い出来。あがるタイミングも悪く、パスも相手に渡してしまうものが多く、何度も背後にいる増川を慌てさせるシーンを演出する。中谷はアンヨンハッと、クライトン、増川、秋田に御礼せねばならないだろう。

本田は、お気に入りの選手だからこそ苦言を呈するが、今ひとつフィジカルが足りない。3-5-2のトップ下だと、FWを追い越す動きなどが有効だし、好調なときの中村直志はそういうプレーが持ち味だと思う。しかし、本田の場合はどうしても引き気味のところからボールを受けた後、はたいていくチョイスが多く、怖さを感じない。逆に後半になって自分が走り込むシーンだとスピードが足りないし、当たられたときに(川崎のデカイDFだからという理由はあると思うが)簡単に吹っ飛ばされるシーンが目立つ。まだ若いので身体のつくりをどういう方針で作るかによると思うが、本田のセンスにネドヴェドのような運動量と瞬間のスピードなどがあればなあ・・・と夢想してしまう。

山口慶は、ディフェンスの面では対面のサイドを良く押さえていたが、少しセーフティに過ぎる気がした。セーフティに押さえることができるからこそ起用されているのかもしれないが、アイデアが欲しい。山口慶のところでボールが詰まることがあった。いろいろ出来る人材だと思うのでもう一皮むけて欲しい。

ゲームは前半終わりごろに中村直志の素晴らしいFKで得点。
後半に入ると、川崎Fは怪我の再発の寺田に変えて佐原が出てくる。佐原は比較的前に強いディフェンダーのようだった。かなり中盤のまずいところでカットされていた中谷を心持ち下げ目にして、変則4バックのような形にして少し安定をする。すると川崎も攻め手が少なくなり、単発のカウンターのみというかたちに。動きの落ちてきた本田を下げて杉本をいれ、中村を中盤に。杉本は明らかに佐原の裏を狙っているようだった。実際にかなり佐原の裏を取れていた。その後まさにカウンターから杉本の得点。そのあとはけが人が頻発したこともあり、膠着状態に。名古屋は無理をせずにボールをキープするような形。そのまま終了。

この試合で、名古屋は安、中谷とけが人が出た。中谷は軽傷そうだが、安は試合終了後もアイシングをしていた。きちんと歩けない状態。
こうなると、次節は難しいかもしれない。

そうなると次節は、4-4-2で、安のところに誰を入れるか。

普通に考えれば
FW___マルケス__中村
MF本田_クライトン_吉村_山口慶
DF渡邊(中谷)_増川_古賀_角田
かと思われる。

ひとつ冒険をするとすれば、
FW___マルケス__豊田
MF本田_クライトン_吉村(山口慶)_中村

という前線の組み合わせもあるかもしれない。今回も結局前半は攻め手がなかったわけで、検討すべきオプションかと思う。
今回はたまたま2-0だったが、前半のような試合運びでは0-0や、セレッソ戦のような0-1もある。
攻撃力の整備は今後の要検討課題と思う。


吉村、セバスチャン、須藤、あるいは本田をその位置にいれるというオプションもあるかと思う。いずれにせよ、守備をしっかりしていけば得点のチャンスも出てくることだろう。比較的苦手な柏だけに、是非とも勝ち点を積み上げて、順位をキープしたい。

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